令和5年10月からの最低賃金2023年8月21日
- 全国加重平均額は昨年度から43円引上げの1,004円
- 全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました。
令和5年度 地方最低賃金審議会の答申のポイントは次のとおりです。
- 47都道府県で、39円~47円の引上げ(引上げ額が47円は2県、46円は2県、45円は4県、44円は5県、43円は2県、42円は4県、41円は10都府県、40円は17道府県、39円は1県)
- 改定額の全国加重平均額は1,004円(昨年度961円)
※ ※昨年度との差額43円には、全国加重平均額の算定に用いる労働者数の更新による影響分(1円)が含まれている (別紙の※3参照)
- 全国加重平均額43円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額
- 最高額(1,113円)に対する最低額(893円)の比率は、80.2%(昨年度は79.6%。なお、この比率は9年連続の改善)
各都道府県が答申した目安額よりも1円から8円上げているところが多くなっています(佐賀県が目安額+8円、山形県が目安額+7円など)
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★令和5年度、地域別最低賃金答申状況(全国の最低賃金一覧)